2005年02月06日
トーノZEROアニメ感想ワンピース total 2786 count

そろそろ感想書くのやめようかと思った矢先の衝撃、こんな凄いものを見せられたら書くしかないでしょ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

失った? 奪われた? おまえはだれだ?

あらすじ §

 ある朝、徹夜で読書をしていたロビンを除くルフィ海賊団の全員の記憶が失われていました。仲間になったあとの記憶が全くありません。

 ナミは黄金を持って船から出ます。

 ゾロもここにいる理由がないと船から出ます。

感想 §

 やられた!

 前回までのデービーバックファイトのエピソードは、けしてつまらないわけではないものの、わざわざ時間を取って感想を書く価値があるかというと、非常に微妙な領域を漂っていた感があります。ですから、あの水準でそのまま推移するなら、デービーバックファイト編の終了を潮時に、ワンピースの感想を書くのもやめようか、とまで思っていました。

 しかし、今回のこの内容はどうだ!

 空島編の序盤の、衝撃的な水準が復活しているではないか!

 特に凄いのは、ルフィ海賊団の面々が、もしも仲間としての記憶抜きで同じ場所にいたら何が起こるのかを克明に描いているところですね。特に海賊に対する恐れや思い入れなど、それが丁寧な表情や言動の描写として描かれています。

 それによって、「本来、こいつらは、こういう奴らだったのだよな」ということが、今更ながらに提示されています。それは、普通なら分かり切ったお約束の再提示にしかならず、刺激的ではないはずです。しかし、この長丁場のシリーズにあってはそうではありません。忘れかけた遠い過去のエピソードに描かれた、現在の「当たり前」に反する言動の再提示は、逆に新鮮な刺激をもたらしてくれます。

今回の名台詞 §

ナミ「海賊なんかになるもんですか!」

 そうそう。ナミはそういう娘でした。